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ス ポ ッ ト

「萬人萬物と一切の御霊を共にたすくる菩提の水」で、往昔より来たる人々を無遮平等に浄からしめ潤しつづけています。 胡桃の群生する浄域より湧出し、手水・蹲踞・僧都などに引かれているほか 泉水の遣り水としても活用しています。


石畳の参道を左に折れて、閻魔十王臺をめぐる小径です。
この辺りには、仏心をおこさせる花といわれる椿が群生していて、色彩により「発露の白(ほつろのしろ)」「冥助の紅(みょうじょのべに)」と呼んでいます。

古の匠が近郊の山石や利根川の丸石で畳んだと伝えられ、篤信の檀越により寄進されました。 ゆるやかな坂の石畳や長寿や祥瑞の動物とされる亀の甲羅をデザインした「亀甲繋ぎ文」の石畳などが、 往時のままに風情を添えています。

画像敷島姿誰花

お花見で人気を集めるサクラです。敷島という当地の地名を冠して呼び名表記しています。 看花渡月榻(かんかとげつとう)より対面してみてください。花姿壮麗で立ち去り難しと覚えるサクラに、誰れ思うことでしょう?

画像陸奥の艟鐘

毎日、夕刻を告げて鳴る福増寺の鐘は、敷島の地に鐘の音に溶け込むような美しい音風景「福増の晩鐘」(津久田八景のーつ)を醸し出してきました。 古歌に「里寺の夕暮れ告ぐる鐘の音に行き交ふ人も道急ぐらむ」 と詠まれています。
鐘楼堂に掛けられている鐘は、戦後サルベージされた戦艦陸奥の部材を使い造られ、戦争の記憶を鳴らし続けています。

画像釈迦もみじ

日ごと、葉の色を変えてみなさまをお迎えしています。四季を通して親しんでいただきたいカエデです。
花言葉は、「大切な思い出」です。